Windows Hello対応、Webカメラとしては最高の画質を誇るCisco Webex Desk Camera

4.0
PC周辺機器

Windows Helloを使いたくて、Lenovo 500 Webカメラを使っていましたが、いかんせん画質があまり良くないことと、なによりも「Webカメラなのにマイクがない」という割り切った仕様なのがネックとなり、買い換えることにしました。

選定にあたり、Windows Helloに対応していることは必須として、より画質が良さそうなモデルを探したところ…そもそもWindows Hello自体がマイナーなこともあって、実質、
①Cisco Webex Desk Camera
②Logicool BRIO 4K Pro Webcam
のいずれか、という状態でした。

2択だったのですが、今回はCisco Webex Desk Cameraを購入してみました。

使うとやめられない、超便利なWindows Hello顔認証

まず、なぜWindows Hello対応というレアなカメラを探しているかというと、Windows Helloがすこぶる便利から、という理由になります。
つい面倒になって自動ログインにしてしまいがちなWindowsのログインパスワードも、顔認証にしておけば勝手にログインしてくれるので、キーボードを使う必要がありません。
しかも、自動ログインと違ってセキュリティもバッチリ。

さらに、Chromeなどのブラウザも、認証情報を自動的に入力する際に顔認証一発でOKですし、1passwordの認証も顔認証でOK。
特段の操作が必要なく、認証可能なのは一度使ってしまうとやめられません。

ノートPCではディスプレイ上部に組み込まれたWebカメラにWindows Hello対応のためのIRセンサーが備わっているものも多いですが、単体のWebカメラでWindows Hello対応のものって、かなり限られてしまうんですよね。

Cisco Webex Desk Cameraの特徴

特徴をざざっと挙げると、

  • 最大4K解像度
  • オートフォーカス、明るさ自動調整
  • レンズシャッター付き
  • アルミ筐体

といったところです。
基本的な性能はLogicoolのBRIOとほぼ変わらないのですが、見た目と、Ciscoというブランドで、こちらを選んでみました。

Brio 4K Pro Webcamを選ばなかった理由の一つが、台座にある、モニターに引っかける爪のサイズでした。
爪の部分が、Webex Desk Camera 4Kよりも大きいような気がします。
最近のモニターはベゼルがどんどん狭くなっていますので、爪が大きいと、モニターの描画エリアに被ってしまいそうな気がします。

綺麗すぎる4K解像度のレンズ

実際の画像を見てもらったほうが良いと思いますので…

顔はモザイクをかけさせていただきました…

解像度はFHDでの画像となります。
髪の毛、犬の毛も綺麗に確認できる画質で、他のウェブカメラと比べると圧倒的です。
様々なWeb会議に参加していますが、画質で言うと毎回ダントツの良さです。(あまり意味なし…)
他の参加者がVHS並の画質の中、一人だけブルーレイ画質で参加している、といったらわかるでしょうか。
画質の差は歴然で、圧倒的です。

集音性能が良いマイク内蔵。ただし部屋のノイズに注意。

マイクもかなり性能が良いようで、ミーティングでも「聞き取りやすい」という意見が多いです。
ただし、飼っている犬の声もよく拾うようで、ミーティング時には周りの音にも注意が必要そうです。
その点、AfterShokzのマイクは口に近いこともあって、廻りのノイズを拾わないため使い勝手は良好です。

解像度・視野角の調整が可能なユーティリティ

専用のユーティリティソフトを使用して、視野角や解像度、フレームレートなどの設定が可能です。

専用のユーティリティ付属

ファームウェアのアップデートもここから可能です。
詳細タブでは、フォーカス(手動/自動)のほかホワイトバランス、コントラスト、彩度、シャープネス、アンチフリッカーの設定が可能です。

評価

画質は文句なしに★5といって良いかと思います。
問題は価格で、Webカメラに2万円以上支払うとなると、それなりの覚悟がいります。
とはいえ、これを買っておけば不満に感じることは皆無ですから、安物買いの銭失い…となるよりは、ハイエンドを買っておく方が良い場合もあります。
コスパで★-1の、★4とさせていただきました。

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