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Razer Mouse Dock Proには価格に見合った利便性があるのか検証してみる

4.0
PC周辺機器

マウスはRazerのBasilisk V3 Proを愛用しています。なんといってもRAZER HYPERSCROLL チルトホイールが超便利で、今のところこれ以上便利なマウスは無い、といっても良いくらい気に入っているマウスです。
同様の機構のマウスならLogicoolからも発売されてますが、141gと重いですからね、MX Master 3S。

充電するのに毎回USB-Cケーブルを脱着するのも面倒なので、Wireless Charging Puckを購入して取り付けていました。国内では単体販売されていませんが、RAZERオフィシャルサイトから購入可能です。

これで充電は一般的なQi認証ワイヤレス充電器が使えるようになったのですが、Wireless Charging Puckの取り付け位置がマウスのかなり後ろの方にあるため、ワイヤレス充電器に乗せる際に位置がずれていると充電が出来ないという不便さがありました。

最近、2.4GHzのUSBドングルの調子が悪くなってきて、USBコネクタに抜き差ししないと認識されなくなってしまいましたので、充電の不便さも解消すべく、Razer Mouse Dock Proを購入してみました。

Razer Mouse Dock Proとは

Razerの対応マウス向けのワイヤレス充電器+USBドングル、という機能を持つ製品です。

2.4GHzレシーバーとしての性能

マウスに付属するレシーバーはポーリングレートが最大1,000MHzまでの対応となりますが、Razer Mouse Dock Proは最大8,000MHzのポーリングレートに対応しているのが最大の違いとなります。

Mouse Dock Proに接続したBasilisk V3 Pro。ポーリングレートが最大8,000MHzまで選択可能になっています。
バッテリーの持ちも考慮し、1,000MHzで使用していますので、実はあまり恩恵は無かったりします・・・。

充電用ドックとしての性能

むしろ、本命なのはこちらかもしれません。マウスの裏に鉄板が入っており、ドック側のマグネットでピタッとくっつくのでとても充電が楽になります。

磁力は結構強めで、このようにドックを持ってマウスを垂直にしても落下しません。
また、ライティングの設定でバッテリー残量によって色が変わるように設定することも可能です。

フル充電時は緑、バッテリー切れになると赤に点灯します。
このほか、マウスとライティングを同期したりと、CHROMAによる細かいライティング制御も可能です。

Basilisk V3 Proペアリング方法

Razer Mouse Dock Proを使うためには、マウスに付属するドングルからRazer Mouse Dock Proにマウスのペアリングを変更する必要があります。

SYNAPSEアプリを起動し、Mouse Dock Proを選択します。

購入時はなにも接続されていませんので、「ペアリングユーティリティを開く」というテキストをクリックします。

ペアリングユーティリティが起動します。
盛大にテキストがはみ出てますが、気にしないことにします・・・。
Basilisk V3 Proをペアリングするには、以下の手順を行います。

  • マウスを2.4GHzモードに切り替え
  • USBドングルをPCから取り外す(マウスをUSBケーブルにつないでいたらそれも外す)
  • マウスをRazer Mouse Dock Proの近くに置き「追加」ボタンをクリック
  • しばらく待つとペアリング完了

最後に「デバイスを検出可能な状態に維持するために、デバイスの任意のキーを押し続けてください。」という指示がありますが、任意のキーというのがわからず、とりあえずマウスをRazer Mouse Dock Proのそばに置いたり、適当に動かしたりしていたらペアリングすることが出来ました。
ペアリング完了まで少し時間がかかりましたので、気長に待つと良いかと思います。

ペアリングが完了すると、このようにペアリングされたマウスが表示されます。

付属品一式

左から、取扱説明書(英語)、シール、Razer Mouse Dock Pro本体、Wireless Charging Puck、USBケーブルとなります。
Razer Mouse Dock Proの裏側は軽い粘着力のあるゴムになっていますので、ガラスマウスパッドにもピタッと張り付き、マウスを載せてもずれません。

Wireless Charging Puckですが、以前単体で購入したものと同一のものでした。

Razer Mouse Dock Proは“買い”か?

ポーリングレートが最大8,000MHzまで対応し、マグネット吸着によりピタッとマウスを取り付けることができる便利なワイヤレス充電機能も備わったドックで、あると便利なことは確かです。
しかし気になるのは約13,000円という価格で、それなりのゲーミングマウスが1つ買えてしまいます。
これだけの費用を出す価値があるかどうかは、評価が分かれるところかもしれません。

価格を考えなければ、持っているととても便利なデバイスですので、とにかく充電の利便性最優先!ポーリングレート命!という場合は買って満足感の高い製品かと思います。
手軽にワイヤレス充電を利用するのであれば、Wireless Charging Puckを購入するのをお勧めします。

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