机の奥行きを拡張して、卓上面積を広くしたらとても便利だった件

DIY

今使っているのは日本ビクター製のオフィスデスクで、幅1200mm×奥行き600mmという天板サイズになります。
天板に特注サイズの強化ガラスを載せたり、剥げた部分を塗り直したりと手を加えながら、あれこれ30年近くは使っていると思います。
長年使うと天板が痛んできますので、上からラッピングフィルムを貼り、天板サイズのガラスを載せると新品みたいに見違えますのでおすすめです。

デザインもよく、まだまだ使おうと思っているデスクなのですが、唯一の不満は奥行きが600mmと短いこと。
といっても、モニターは壁掛けしてますので机の上の面積はかなり広いのですが、壁との間に10cm以上の隙間があり、もう少し机が広ければなぁ…とつくづく感じておりました。

そんな中、先日鹿島建設のOPSODIS1を衝動買いしてしまいまして(届くのは9ヶ月くらい先ですが)、置く場所を作らねば…ということで、机の奥行きを拡張することにしました。

用意したのは以下となります。

  • パイン材板(15mm厚)
  • 木目調ラッピングフィルム
  • 鉄製Lアングル

パイン材はたまたま余っていたのがあったので、それを使うことにしました。
最初は無垢のフローリング材を使おうかと思っていたのですが、これまた余らせていた3Mの木目調フィルムの出来が良かったこともあって、パイン集成材に木目調シールを貼ることにしました。

3Mのダイノックシート。種類が多すぎて型番がわからないのですが、たぶんこんな感じのものだと思います。
他社製と比べると熱を加えたときの伸びがよく、貼りやすいのが特徴です。
あと、印刷の品質も高いのでお勧め。

机の天板+ガラスの厚さが30mmなので、15mm厚の板であれば2枚重ねるとちょうど良い高さになります。
実際には2枚の板を貼り合わせるボンドやラッピングフィルムの分だけ分厚くなりますので、0.8mm程度かんなで削って高さを調整します。

作り方は簡単。
まずは、パイン集成材を丸鋸で118.5cm(天板のガラスサイズに合わせてカット)×80mmのサイズに切り出します。3カ所に端材を貼り付け、机の天板の高さとちょうど合うようにします。
次に、ラッピングフィルムをヒートガンで温めつつ角をしっかりと出すように貼り付けていきます。
最期に、Lアングルを机に固定し、板を載せ、板とLアングルを固定して完了です。

Lアングルはちょうどよい箇所に穴がなかったので、コバルトハイス鋼のドリルで穴を追加しました。
コバルトハイス鋼のドリルはさすがに食いつきが良く、あっというまに穴が空きました。
ダイソーとかで安いドリルビットが売られてますが、国産のものと比べるとあっという間に歯が駄目になり、ゴミとなります。

すこしかんなで削りすぎ、0.2mm程度低くなってしまいましたので、紙を挟んで高さを調整しています。見た目は悪いですが微調整するには紙を挟むと簡単で、いい感じにツライチにできました。

こんな感じでラッピングフィルムを貼っています。
3Mのラッピングフィルムは高価ですが伸びもよく、木目もリアルでおすすめです。
なによりも施工が楽なのが良いですね。

奥行きが80mm増えるだけで、だいぶ机の上が広くなった気がします。
黒の天板に木目は似合いますね。
これで、いつでもOPSODIS1が届いても大丈夫になりました。

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