ルイスポールセン PH5をどうにかしてLED化してみる

DIY

ルイスポールセンのPH5といえば、1958年に登場したド定番のペンダント照明の名作です。
今のモデルはLED化されているようですが、私が持っているのは白熱灯を使ったもの。
さすがに150W電球はエコではないのと、結構熱を持つので、どうにかこうにかLED化してみたいと思います。

ルイスポールセン PH5に装着可能な電球サイズ

PH5で使っていたのは、パナソニックのシリカ電球「LW100V150W」という型番のもので、サイズは
155mm×75mm、明るさは2,400lmとなります。
LED電球に置き換えるときに問題となるのが、2,400lmという光量。PH5は電球が直接見えず、シェードに反射した間接照明になりますので、どうしても暗くなりがちなのです。
そのため、通常の100W電球よりも明るい電球が必要となります。

PH5にLED電球を装着する際、サイズの制約となる箇所が3つあります。
①ソケットから、底面のガラス板までの距離(約160mm、ソケット除く)
②上部のシェードの穴の直径(約85mm)
③下部のシェードの穴の直径(約60mm)
なお、ソケットはPH5の基部にあるネジを回すことで、ソケット位置を上下に移動することが出来ます。160mmはソケットを一番上に移動した状態の数値です。

100Wなら選択肢多数

光量はちょっと物足りないですが、100Wであれば選択肢は豊富です。

上記のオーム電機のLED電球は1,749lmの明るさがあり、100W型では一番明るい昼白色のLED電球です。
電球色ですと、1,702lmの以下の製品が最も明るそうです。

ただ、どちらも1,700lm程度ですので、150W白熱灯の2,400lmと比べると暗めです。

1,700lm超えるLED電球を探す

昔は150WクラスのLED電球も売っていたのですが、今ではどこでも見かけません。
唯一選択肢があるとしたら、コーン型電球です。
コーン型電球とは、表面実装型のLEDをテープ上に並べ、それを束ねたものです。
SMDがコーンのように並んでいるので、コーンライトと呼ばれています。

試しに、こちらを買ってみました。

取り付けるとこんな感じになります。
長さ、直径共に問題なく装着可能でした。

明るさは…1,800lmとありますが、どうもそこまで明るくないような。
どうも中華製品のスペックってあてにならないような気がします。
ただ、シェードを取り付けない、裸の状態であればかなり明るいので、コーン型電球は間接照明に向かないだけかもしれません。

コーン型電球のデメリットは、SMDが等間隔で並んでいるので、光が均一ではなく段差が出来てしまう点。
上のPH5のシェードに、輝度ムラがあるのがわかると思います。
せっかくのPH5なのに、ちょっと微妙…。

コーン型電球はSMDの数が増えればいくらでも明るいものを作れるので、たとえばサイズ的に装着できそうな3,000lm程度の製品に、表面に光拡散用の紙を巻いてみる、というのも良いかもしれません。

ついに!PH5に最適な電球を発見

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ついに見つけました!GATETOPというブランドの電球で、100V、24W、しかも電球色で明るさ2200lm!!
日本では見かけないのでAliExpressで探しまくったところ、唯一見つけたのがこれ。
他はほとんど220Vで使えない物ばかり。
ソケットがE27と、E26より1mm大きいですが、問題無く取り付け可能です。

24Wだとサイズが80×155mmと、PH5に取り付け可能なギリギリのサイズだったので、一回り小さい18Wも購入してみました。

左が24W、右が18W。
だいぶ大きさが違います。

24Wの電球ですが、ギリギリPH5に収まるサイズでした。
明るさはさすが24Wで、200W電球よりも明るいと思います。
上で紹介しているコーン電球よりも圧倒的に明るくなりました。

PSEマークがない製品なので国内で販売は出来ませんが、AliExpressから輸入して使う分には問題無いと思います。
この電球、お勧めですよ。

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