仕事用PCの入れ替えにあたり、プラットフォームも変わりましたのでメモリもDDR4からDDR5へ変更となり、メモリも買い換えることになりました。
入れ替え前に使っていたZ690でもDDR5が選択できましたが、当時はDDR5が出たばかりでかなり割高でしたので、DDR4メモリを128GB積んでいました。
あれから時間が経ち、DDR5もだいぶ値段がこなれてきたこともあって、今回はDDR5の最大容量モジュールである48GBモジュールを4枚、合計192GBのメモリを搭載することにしました。
ちなみに、業務PCなのでAdobeのグラフィック系アプリやDockerなどの仮想環境、WSLを利用したUbuntuなどメモリを喰う使い方をしていますが、実際は半分の96GBでも足りるような気がします。
とりあえず、組むなら最大限メモリを積んでしまえ!という理由なのが大きいです。
CORSAIR VENGEANCE DDR5-5600MHz 96GBを選択
Amazonで売られている96GBメモリ(48GBモジュール×2枚)のうち、一番お買い得だったのがこのCORSAIR VENGEANCE DDR5-5600MHz 96GBでした。
もう少し速度の遅いメモリであればG.Skill製のものが安かったのですが、ケースも電源もCorsair製なのと、ケースのライティング制御でiQUEアプリケーションはインストールするので、ついでにメモリについてもiQUEでモニタリングできたら良いのでは?ということでCorsairのメモリを選択しました。
マザーボードがゲーミング向けではないProArt Z890-CREATOR WIFIで全く光らないことと、一体型水冷クーラーも光らないファンの製品なので、メモリも光らないものをチョイスしました。

メモリスロットが全部埋まっているのは良いことです。
XMPで一発設定、動作も安定
XMP対応ですので細かいメモリの設定を行う必要がなく、マザーボードでXMPを指定するだけで最適なパフォーマンスを引き出すことが可能です。
安定性もバッチリで、負荷をかけても挙動が怪しくなるようなこともありません。

CPU-Zでメモリの設定を確認してみました。
Command Rateが2Tですが、4枚差しですしそんなところかな、と。
ほかの項目についてはXMPの設定が正しく反映されています。CASレイテンシがSPDだと42ですが、実際には40で動作しているようです。

SPDは4通り設定されており、5600MHzはXMPの項目となります。
4800MHzで使う分には電圧1.1Vで動作するようです。
省エネな使い方であればJEDEC #6のセッティングも良さそうですね。
DDR5はメモリ4枚差しにすると速度を落とさないと安定しない、とよく言われますが、VENGEANCE DDR5-5600MHzは4枚差してもDDR5-5600で正常に動作していますので、問題はなさそう。
マザーボードのASUS ProArt Z890-CREATOR WIFIとの相性が良い、ということもありそうです。
メモリスロットが空いていると埋めたくなる人には、価格と性能のバランスがとれたCORSAIR VENGEANCE DDR5-5600MHz 96GB、お勧めです。
なお、実際のところどれくらいメモリを使っているかというと…

まだ環境構築途中で重たいアプリが動いていない状態ではありますが、メモリが空きまくりです。
たぶん使い切ることはないでしょう…
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