最初に購入した中古のRTX3090ですが、StableDiffusionの連続生成を行っていたところ、VRAMの温度が常時105℃を記録、その影響だったのか、故障してしまいました…。
幸い、ショップの保証で返金となったのですが、これがメルカリなどの個人売買だったらと考えると、冷や汗ものです。
やはり、ハイエンドビデオカードは高くても新品購入が重要！ということで、玄人志向のGG-RTX3090-E24GB/TPを購入しました。
決め手となったのは、カードの奥行き（高さ？）がブラケットサイズと、他のRTX3090と比べるとコンパクトなことと、裏面に抜けるヒートシンク＆4番目のファンを追加できる点です。
カード裏面のプレートですが、このように後半部分はがっつりとくりぬかれています。
他社製のものでも、エアフローに考慮して若干のスリットが設けられているものもありますが、ここまで開口部が大きいのはこれくらいでしょうか。
この開口部、さらにファンを追加して、冷却効率を高めることが可能です。
4番目のファンを追加した状態。
低負荷時には動作を停止しますので、うるさく感じることはありません。
ヒートシンクを挟んで、ファンがプッシュプルとなりますので、冷却効果はとても大きいです。
他社の大型ヒートシンク＆空冷ファン搭載のモデルと比べると、背丈がコンパクトな分ファンの口径も小さめですが、この４番目のファンを追加することで、冷却効率に不満はありません。
最初に購入したものが故障したことを踏まえ、背面にVRAM冷却用のクーラーを追加しました。
これ、かなり効果大なのでオススメです。
StableDiffusionで負荷をかけても、90℃まで行きません。
GG-RTX3090-E24GB/TPに取り付けるとちょうど良いサイズ感でした。
RTX4000番台の登場で新品が少なくなりつつありますが、RTX4000シリーズは総じて価格が高い上に、VRAMの容量が少ない（最上位のRTX4090は24GBですが、価格が倍以上）ので、StableDiffusionで使う最強ビデオカードとしては、RTX3090がイチオシです。
重ねて言いますが、StableDiffusionはマイニング並みにビデオカードに負荷をかけますので（しかもVRAMへの負荷が大きい）、保証が無いフリマサイトでの購入はお勧めできません。
２年、３年といった長期保証が付く新品を購入した方が、何かあったときに保険になりますので、安心です。
数万ケチって壊れたんじゃ、目も当てられませんので…。
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