我が家は保護犬がしょっちゅう出入りしているのですが、万一逃げ出してしまうと捕獲が難しいため、AirTagあるいはGPSモジュールを取り付けています。
GPSモジュールの方が追跡には適するのですが、消費電力が大きいため頻繁に充電が必要、かさばる、毎月の通信料金がかかるなど、維持コストが大きいこともあり全頭に装着するには向きません。
その点AirTagはAppleデバイスを通じて通信しますので、消費電力も少なく、通信料も皆無、本体もコインサイズと良いことずくめ…と言いたいのですが、Appleデバイスが無い田舎の荒れ地や森林に逃げ込んでしまうと追跡できないというデメリットもあります。
とはいえ、逸走した際にどの方向に向かったかという情報があるだけでもその後の探索に大きな参考情報となりますので、AirTagはあると安心です。
AirTagを装着する時の問題としては、ケースをどうするか、という点に尽きます。というのも、簡易なケースだとかじられたり、あっという間に落ちたりして使い物になりません。
特に犬同士が思いっきり遊んだりするとすぐにダメになる場合もあり、耐久性が高いことが最優先となります。
また、落ちたAirTagを誤飲してしまうと腸閉塞の危険性がある上に、ボタン電池が入っていますので極めて危険です。誤飲しないためにも、脱落しないAirTagケースは必須と言えます。
いくつか試して、これは良い!と思ったものをご紹介したいと思います。
ペット用に不向きなAirTagケースとは
まずは、ペット用にNGなAirTagケースからご紹介。
NGといっても、我が家の場合(大型犬や保護犬などに装着するハードユースを想定)ですので、おとなしいワンちゃんなどであれば問題無いと思います。
見た目おしゃれなこちらの製品。なにがNGかというと、キーホルダーのように出っ張っているとあっという間に囓られて終了です。ひどいときは中のAirTagも噛まれて壊れます。
装着した犬が噛まなくても、他の犬が遊んで噛むこともありますので、NGです。
とくに革製品はよく噛まれますね…
一見シンプルで可愛いこちらの製品。何がNGかというと、シリコン製なのですぐにちぎれるという点。
一度購入しましたがあっという間に壊れました…。
あと、走り回ったり転げ回ったりした際に、AirTagだけが抜け落ちたことも。
シリコンのみの製品は避けた方が無難です。
上と同じ理由でNGなのが、こちらの製品。
特に、首輪に取り付ける部分が弱く、あっという間に取れてしまいます。
購入しては何個ダメにしたことか…
お勧めAirTagケース①
現在、数種類のAirTagケースを愛用していますが、便利なのがこちらのケース。
スマホケースなどでも使われるTPU素材のケースでそこそこ堅さがあり、なによりも小さめのケースなので囓られることが少ないです。
ゴムバンドで首輪に取り付けますが、バンドも2本付属するので劣化したら交換可能。
今のところ、囓られたり落下したりすることは皆無です。
お勧めAirTagケース②
動きがハードだったり、大型犬に使っているケースがこちら。
我が家の犬で、相手の首輪を囓って遊ぶ犬がいるのですが、そういった場合はABS樹脂を使用したこちらのケースの方が強度があってお勧めです。
特徴としてはケースをネジ止めして固定する、という点。
特に、固定プレートを裏側から大ネジで固定するので、首輪に取り付けてもズレません。
お勧めの方法は、大ネジで首輪を貫通させて取り付ける方法ですが、首輪に穴を開けるため気になる方は挟み込む方法で取付も可能です。
防水パッキンを挟み込んでガッシリと固定できますので、雨の日に外で遊んでも、ずぶ濡れになっても取れませんしAirTagも壊れません。
今のところ最強のAirTagケースです。
こちらのケースはまだ使ったことはありませんが、見た感じ上のものと同じ構造で強度がありそうです。
次に買ってみたいと思います。
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