メルセデス・ベンツ Vクラスの純正グリルをDIYでパナメリカーナグリルに交換してみた

その他

私のVクラスは前期型なので、グリルはメルセデス・ベンツのスリーポインテット・スターマークを2本のビームで支えているデザインとなっています。
デザイン的にダサい訳ではないのですが、気分転換を兼ねてパナメリカーナグリル(GTグリル)に交換してみました。

グリル自体は8,000円前後+送料3,000~6,000円程度で購入できますし、DIYで作業可能ですので、お財布的にも優しいカスタムといえます。
同様のカスタマイズを考えている方向けに、Vクラスのグリルの交換方法についてご紹介したいと思います。

AliExpressでグリルを購入

AliExpressで、「Vクラス グリル」で検索すると大量に出品されていますので、好みのものを購入しましょう…といっても、どうやって選べば良いかわからないと思いますので、ポイントをメモ。

デザインを選ぶ

パナメリカーナグリルですが、グリルの裏にメッシュがあるものと、無いものがあります。
好みで選ぶと良いかと思います。
メッシュが無いタイプだとボンネット内のラジエーターなどがスケスケなスポーティーな印象になります。
色もシルバーメッキしたものとブラックの2タイプあります。

パナメリカーナグリル以外にも、後期型のスターグリルやマイバッハタイプなど様々なデザインのグリルが販売されていますので、お気に入りのものを見つけましょう。

年式に対応したグリルを選ぶ

2019年までの前期モデル、2020年~の後期モデルによって製品が異なりますので注意してください。
Vito用の製品もラインナップしているセラーもあり、その場合3タイプとなりますので正しいモデルを選択してください。
Vito用のものは外周のフレーム?のデザインが太くなっているようで、Vクラスには適合しないと思われます。

フロントカメラありのグリルを選ぶ

日本のVクラスはフロントカメラありのモデルのみかと思いますので、カメラありのグリルを選びます。

決済後1週間前後で届くと思います。
送料が安い(3,000円台)のセラーから購入した場合は到着までに2~3週間ほどかかる場合があります。

セラーによっては、購入後適合する商品かどうか確認するためのメッセージが届く場合があります。
あらかじめ、フロントグリル周辺の写真を撮っておくと、セラーにモデルを連絡する際に写真も一緒に送ると間違いが無くて良いかと思います。

Amazonでも売ってますので、AliExpressの利用に不安がある方はこちらをどうぞ。

DIYでグリル交換する手順

1,ボンネットを開け、プッシュリベットを取り外す

グリル上部に取り付けられているパーツを外すため、10箇所のプッシュリベットを取り外します。
マイナスドライバーでこじって少し浮かせた後、引っ張ると取り外すことができます。

2,バンパーとグリルを固定しているネジ2本を取る

グリルの左右付近に、大きめのトルクスネジがそれぞれ1本ずつあり、バンパーと固定されていますので外します。

3,バンパーを固定しているアーム?を外す

ちょうど良い写真を撮っていなかったのでわかりづらいですが…左右にある、このパーツを取ります。
手前側に取っ手付きのロックがあり、90度回すとロックが外れます。
反対側は爪でロックされているので、爪を押しながら上に引き上げると簡単に外れます。

4,グリルの爪を外してグリルを取る

合計8箇所の爪でバンパーに固定されていますので、外します。
ちょっと取りづらいところもありますが、端から1つずつ丁寧に作業すれば比較的簡単に外せます。
内装外しツールが有ると便利です。

5,カメラユニットを外し、グリルを取り外す

フロントカメラがトルクスネジでグリルに固定されてますので、外します。
左右2本のネジを外せばOKです。
また、グリルにネジを固定するための金属製のクリップ?のようなものも取り付けられていますので、これも外します。

グリルが取り付けられていた内側はかなり汚い状態でしたので、ついでに内部を洗車しておきました。

6,ベンツのエンブレムを移植する

取り外したグリルから、エンブレムを外して新たなグリルに取り付けます。
エンブレムですが、爪で固定されていますので、爪を外せば簡単に取り外しできます。

7,パナメリカーナグリルにフロントカメラを固定する

先ほど外した金属製のクリップをパナメリカーナグリルのカメラ取付部に嵌め、フロントカメラユニットを固定します。
トルクスネジをいきなりキツく締めずに、仮留めした後カメラの位置を微調整し、最後にしっかりと締めて固定します。

8,グリルを押し込んで固定する

グリルを押し込んで固定します。
8箇所の爪がしっかり固定されているか確認してください。

9,外したパーツ・ネジ・リベットを取り付けて完成

さいごに、外したパーツを外した時とは逆の手順で取り付けていきます。
ナイロンのプッシュリベットを取り付ける際、硬いところがあり1本のプッシュリベットの棒側のパーツが飛んで行って行方不明になってしまいましたが、日産用の穴径8mm用のファスナーを取り付けたらピッタリで代用出来たので良しとします。

グリル変更ビフォアー・アフター

パナメリカーナグリルに交換する前のグリル。
これもシンプルなデザインで好きなんですけどね。

パナメリカーナグリルに交換後。
かなり印象が変わります。
グリルのフィンが無くなったことで空気の取り入れ量は増えそう。

爪を外す際にちょっと作業がしづらい箇所もありますが、難易度としてはかなり低めかな、と思います。
焦らず作業すれば失敗することはないかと。
送料込みでも10,000~15,000円くらいで購入できるパーツですので、気分転換には良いカスタマイズだと思います。

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