PCの入れ替えでSSDもPCIe Gen5のものが使えるようになったので、FireCuda 540の2TBモデルを購入しました。
先日Samsung 990 PROの2TBモデルに載せ替えたばかりですが、まあ、こちらはゲーム用PCに移植すれば問題なし、ということで。
貴重?なヒートシンクレスモデル
大抵のマザーボードはSSD用の大型ヒートシンクが備わっているので、ヒートシンクレスのSSDを購入したいのですが、最大14,500MB/秒の圧倒的な性能を誇るCrucialのT705は残念ながらAmazonで品切れ。
いくつか販売しているサイトはありましたが、ヒートシンク付きモデルよりも1万円近く高価だったので購入を諦め、SeagateのFireCuda 540をチョイスしました。
CrucialのT700という選択肢もありましたが、HDDメーカーのSeagateのSSDは使ったことがないことと、10,000MB/sを超える性能って果たして体感で差はあるのか…?という点、あとは最大2,000TBWという点が決め手になりました。
ヒートシンク必須、可能であれば空冷推奨
設置箇所ですが、GPU近くにあるM.2ソケットに装着しています。
ここは大型のヒートシンクが装着されていますし、ビデオカードの熱風が当たることもないので冷却という点ではメリットがありそうです。
ただし、水冷クーラーのためCPU周辺のエアフローは皆無なのが気になるところです。

ProArt Z890-CREATOR WIFIのヒートシンク。
SSDよりもかなり長く、また高さもありますので冷却性能は高そうです。

ソケットの下面にも鉄製のプレートが設置されていますので、両面実装のFireCuda 540を冷やすには最適な構造となっています。

なお、業務で使っている状態で、SSDの温度はだいたい55~57度程度となっています。
やはりGen5対応のSSDなだけあって、発熱は多いですね。
概ねスペック通りの高性能
早速、CrystalDiskMarkで性能を測定してみました。
OSインストールドライブなので、いくぶんスコアが下がっているところがあると思いますが、それでも公称値の10,000MB/sに迫る性能を叩き出しています。

ちなみに、Samsung SSD 990 Proはこんな感じでした。

FireCuda 540が全項目で圧倒的なスコアを叩き出しています。
ランダム4Kの高速っぷりも凄いですね。実用面ではランダムアクセスが多いこともあってシーケンシャル番長なSSDって性能が体感差につながりにくいのですが、これだけランダム4Kが速ければOSのドライブとして最適かと思います。
大量のデータを読み込むゲーム用のドライブとしても最適そうです。
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