高画質・コンパクト・高品質。大満足の前後2カメラドライブレコーダー、VANTRUE E2のレビュー

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今までエクストレイルで使っていたドラレコが壊れたので探していたところ、セールで安くなっていたものを発見して購入したのが、VANTUREのE2です。
ざっと特徴を挙げると、

  • 2.7K+2.7K同時録画 暗視機能 前後WDR機能搭載
  • 160度超広角
  • ソニー製STARVIS IMX335 センサー(前後)
  • 5GHz WiFi搭載 GPS内蔵
  • CPL偏光フィルター対応

といった感じです。
センサーはハイエンドドライブレコーダーで定番のIMX335を前後に採用しており、画質は高そうです。
GPSを内蔵しているのは大きなメリットで、後ほど詳しく触れますが専用のスマホアプリと組み合わせるととても便利です。
あと、時刻調整が不要という点もメリットです。
実際に購入して使ってみた感想をレビューしてみたいと思います。

外見・本体・付属品

さっそく、本体を見ていきましょう。

フロントカメラと、リアカメラ。
フロントカメラには別売の偏光フィルターを装着済です。
奥のキーボードと比べても、かなりコンパクトなのが解ると思います。

底面には、カメラや表示モード、音声コマンド、WiFiなどの操作ボタンが並びます。
機能アイコンが見づらいですが、ボタンに割り当てられた機能は、液晶画面にも表示されますので使い勝手は良好です。

裏面はほぼ液晶画面でシンプルで好感が持てるデザインです。
この液晶画面、明るくてくっきり見えるので視認性は抜群です。

フロントカメラはこのマウンターに取り付けますが、特徴として、電源コネクタ(USB Type-C)が台座側にあり、カメラはスライドして取り外しが可能という点。
カメラまで配線が不要なので、見た目スッキリです。

リアカメラはUSB Type-Cケーブルで接続します。
USBといっても、ケーブルを利用しているだけでUSB信号にして送っている訳ではないと思います。
長さは6mです。大抵は大丈夫だと思いますが、車種によっては微妙に足りない、みたいなこともあるようです。
T31エクストレイルでは問題無く取り付けできましたが、もう1台のメルセデス・ベンツ Vクラスだとケーブルの長さが足りなさそうです。

電源はシガーソケットで、USBコネクタが付いたタイプです。
ケーブルの長さは3.5mとなります。
これとは別に、PCに繋ぐ時のUSB Type-Cケーブル(1.5m)が付属します。

ユニークなのは、ワンタッチで撮影・音声コマンドが入力できるリモコンが付属する点。
とりあえず、車内の邪魔にならないところに貼り付けてみました。

オプションの偏光フィルタですが、このようにきちんと機能しています。
偏光フィルタを取り付けることで、フロントガラスの映り込みを防止し、クリアーな画像になりますので、オプション品ですが購入をお勧めします。
フィルタ部分が回転しますので、車に取り付けた後、ちょうど良い位置になるように回転して調整します。

取り付けてみたのこちら。
電源ケーブルは台座部分に取り付けられるのでスッキリですが、リアカメラの配線がかなり邪魔です…。
両方ともまとめて台座に繋げられたら最高だったのですが。
本体は小型で、チープさもまったくなくデザインも良く、大満足。
画質も良好で、リアカメラもあるので前後160°で録画できるのでいざとなったときに役に立ってくれると思います。

中華製の安いドラレコと違って、デザインもよいですし、性能・画質ともに良好です。
値段はちょっと高めですが、国産モデルやディーラー純正などよりは安いですし、お勧めだと思います。

録画サンプル

フロントカメラと、リアカメラの録画サンプルです。
予想以上にマイクの性能が良く、細かい音まで綺麗に拾えています。
GPS内蔵ですので、日時や緯度経度、車速などの情報も記録されています。

ナンバーの可読性ですが、十分綺麗に判別可能です。
細かい文字などは潰れてしまうこともありますが、フレームをコマ送りしていくと判別できる場合もあります。
4桁の数字についてはバッチリ読めますので、ドライブレコーダーとしては十分な画質と言えると思います。

専用アプリと組み合わせると超便利!

WiFi機能を持っているので、WiFi経由でスマホと接続することで、様々な設定などが可能です。
WiFiを使う場合、ルーターなどは必要なく、VANTRUE E2がWiFiの親機になりますので、VANTRUE E2のSSIDに接続すればアプリを通じてVANTRUE E2に接続することが可能です。

このアプリの完成度が極めて高く、すこぶる便利です。
他にもWiFi機能を有したドライブレコーダーを使っていましたが、スマホ側のWiFi設定でアクセスポイントをドライブレコーダーに手動で切り替えてからでないと通信出来ずにとても面倒だったのですが、VANTRUEアプリはアプリを立ち上げるだけで自動的にVANTRUE E2のWiFi機能がONになり、スマホとの接続が完了します。
これは、とても便利です。

スマホアプリの画面。
機器に接続するボタンを押すと、自動的にVANTRUE E2に繋がります。
何度も言いますが、これ、素晴らしく便利です。

機器に接続すると、メニューが表示されます。
真ん中の■は録画開始・停止ボタン、上は音声コマンド、左が写真撮影、下はアルバム閲覧、右はフロント/リアカメラ切替となります。

VANTRUE E2に接続し、右上の歯車マークの設定メニューを開くと、細かい設定を変更することが可能です。
この設定メニューの項目がものすごく多く、多機能です。

解像度、ループ録画時間、Gセンサー感度設定から始まり、様々な設定を変更することが出来ます。
めっちゃ多機能ですね、このドライブレコーダー。

また、便利なのがMicro SDカードを抜かなくても、WiFi経由で動画をスマホにダウンロード出来る点。
ダウンロードした動画はVANTRUEアプリで視聴可能ですが、スマホのアルバムと同期することで、スマホのアルバムに動画として保存されます。

GoogleMap上に自車位置が表示され、動画と動きが連動する!

VANTUREアプリで動画を閲覧すると、なんとGoogleMap上に自車位置が表示され、動画と連動するのでどこを走行していたかがとてもわかりやすく表示されます。

先ほどの画像ですが、アプリで見るとこのように表示されます。
上がカメラの映像、下がGoogleMapでのルートです。
青い●が録画開始地点、赤い●が録画終了地点、青い線が実際に走った経路で、矢印が自車位置・方向になります。
動画の再生に合わせて地図も動きますので、走行位置を把握するのがとても便利です。
これ、アプリとしての完成度ものすごく高いと思います。

これだけ高画質、高品質、高機能なドライブレコーダーが、2万円程度ですから、とてもお買い得かと思います。
購入して満足度が極めて高いドライブレコーダーです。
Amazonでは、ドライブレコーダーは様々な製品が販売されていますが、VANTRUE E2は文句なしにお勧めです。
VANTRUE E2の他にも、3カメラのハイエンドモデルのVANTRUE N4 Proなど様々なモデルがラインナップされていますので、気に入ったモデルを選ぶのも良いかと思います。

メルセデス・ベンツ Vクラスに取り付けてみた

元々取り付けていた車の入替に伴い、余ってしまったので、メルセデス・ベンツ Vクラスに取り付けてみました。
もともとKENWOODのドラレコが付いていたのですが、VANTRUE E2の方がスペックが高いのと、前後2カメラなので安心なのです。

フロントカメラはミラーの左側に設置。
Vクラスをはじめメルセデス・ベンツのワイパーって支点が2箇所あり、単純な円弧状に拭き取るのでは無くかなり広い範囲をカバーしますので、ドラレコを付けられる場所も自由度が増します。(ワイパーの可動域ではないところに設置してしまうと、雨の日に水滴で見づらい)

問題はリアで、Vクラスはリアゲートの他にガラス部分だけ開閉もできるので、リアゲートのガラス部分にカメラを取り付けると、配線がかなり大変な事になります。
そこで、リアゲートの天井にカメラを取り付けることにしました。
そのまま取り付けると画角がリアゲートの窓から外れてしまいますので、脚部の台を自作して取り付けました。

取り付ける際は6mの標準ケーブルでは長さが足りないので、9mの別売ケーブルが必要となります。
また、駐車監視モードを利用するために常時電源ケーブルも購入しました。

夏で暑いこともあって、取り付けはいつもお世話になっている整備工場に依頼しました。
25,000円ですのでリーズナブルだと思います。
ちなみに、正規ディーラーで取り付けると工賃だけで7万円くらい、さらにドライブレコーダーの持ち込みは不可で、純正品を購入する必要があります。
カメラ本体で61,600円+リアカメラが9,900円ですので、計14万円くらいの計算です。お高い…

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