メルセデスベンツ Vクラス ロング(W447)にルーフレールを後付けする

その他

メルセデス・ベンツのVクラスですが、車高が約2mあるので洗車の際に脚立は必須ですが、脚立に乗って作業をしている際に掴まるところが欲しくて、社外品のルーフレールを後付けすることにしました。
ルーフキャリアを乗せるためのルーフレールですが、洗車の時にあるととても安心なのです。

AliExpressで購入するのがオススメ

この手のカーアイテムを買うなら、やはりAliExpressがお得です。
国内でも販売されていますが、ほとんどがAliExpressの転売屋で無在庫のところばかり。
ebayも探してみましたが、AliExpressで販売されているものと同一でしたので、トータルコストを考えてAliExpressで購入することにしました。

購入したのはHolitop製のルーフレール。送料込み32,000円程度です。
Yahooショッピングでも販売されていますが、2万円も高い上に転売なのでオススメしません。

ルーフレールを探す際、VクラスよりもVITOで検索すると見つかりやすいです。
V220d、V260、VITOとモデルは違いますがルーフレールは共通のものが利用可能です。
※VITOの内装をラグジュアリーにしたのがVクラスなので、ボディはほぼ同一

Vクラスは車体の長さによって、ノーマル、ロング、エクストラロングとありますが、AliExpressで販売されているルーフレールはロングとエクストラロングのみになります。
ボディ長またはホイールベース表記で商品が分かれていますので、ロングの場合はボディ長であれば5,150mm、ホイールベースであれば3,200mmを選択してください。

注意点は、製品選択でL(ロングのL)と書かれたものはエクストラロングの場合が多いので、説明書きはきちんと読むことをオススメします。
ボディタイプの違いによる注文ミス?がよくあるようで、購入後にストアからボディサイズの確認の連絡が来ますので、AliExpressのメッセージセンターでホイールベースを連絡してください。

Vクラス ルーフレール キット内容

左側から、ボディとルーフレールの間に挟むゴムパーツ、鋳物の支柱、プラスチックカバーとなります。
ネジは支柱を車体に取り付けるためのものが10本、ルーフレールを支柱に取り付けるものが8本となります。
トルクスネジですが、レンチも付属しますので工具は特に必要ありません。

ルーフレールは肉厚のアルミニウム製で、かなりしっかりした剛性の高いものです。
ヤフオクで1万円ちょっとのルーフレールもありますが、鉄製メッキ仕上げなので、購入するならアルミ製のものの方が安心です。

取り付け方法

それでは早速取り付けてみましょう。
専用の工具は不要、簡単に取り付けが可能です。
脚立は必須ですので事前に用意しておきましょう。

フロント部分などのダミーカバーを外す

ルーフレールは、フロント、センター、リアの3箇所で屋根に固定します。
フロント部分はダミーカバーが取り付けられていますので、外します。
2箇所の蓋を開くと、中にネジが見えますので取り外します。
カバーの前後は両面テープで固定されてますので、剥がしましょう。
蓋を開ける際に、樹脂製のケースオープナーがあると傷が付かないので便利です。

カバーを開けた状態。
2本のネジが見えますので、付属するレンチで取り外します。

カバーを取り外すとこんな感じです。
かなり汚れがたまっていると思いますので、ざっと綺麗にしておきましょう。
両面テープですが、前側のものはカバーの下に隠れてしまうので、少し残ってしまっても問題ありません。

センターおよびリアには、ネジ部分にプラスチックのキャップが取り付けられています。
センターは2つあるネジ穴のうち後ろ側を、リアは2つともキャップを外しておきます。
それにしても、無骨な接合跡丸見えなのが、なんていうか商用車ベースって感じで良いですね。

レールの前後に支柱を取り付ける

ルーフレールの前後に、鋳物の支柱を取り付けます。
レール及び支柱には、右・左のシールが貼ってありますので、わかりやすいです。

こちらはフロント側の支柱を取り付けたところです。
ルーフレールの根元に見える、2本の皿ネジで固定します。

同様にリア側も固定します。

ゴムパーツを置く

支柱を固定する際に、ボディとの間にゴムパーツを挟みます。

フロント側にゴムパーツを置いた状態。
同様に、センター・リアにもゴムパーツを置いていきます。
ネジ位置に穴が空いてますので、設置場所はすぐに解ると思います。

ルーフレールを取り付ける

ルーフレールを取り付けます。
ボディなどに当たらないよう、注意して屋根の上に載せてください。
ゴムパーツの突起部分に支柱の穴を合わせる形で載せれば、位置がずれることもなく、設置可能です。

ルーフレールを載せたら、ネジを軽く締めて仮固定します。
1cm程度前後するようにネジ穴は大きめに作られていますので、仮固定した後に位置を微調整します。

こちらはリア側の支柱を固定した状態。
ネジをキツく締める前に、緩い状態で固定し、位置を調整しましょう。
位置が決まったら、硬く締め付けます。

センター側はこのように後ろ側(写真では左側)のネジのみ使用します。

カバーを取り付ける

5本すべてのネジを締め付けて固定した後に、カバーを取り付けます。
カバーは爪で固定されますので、押し込むだけでOKです。
前後のカバーは爪をルーフレールに噛ませるのを忘れずに。

カバーを取り付けるとこのような感じになります。
これだけ綺麗にフィットすれば十分です。

高級感もあり、見た目も実用性も満足な一品

ルーフレールですが、屋根に物を載せる時に必要なのはもちろんのと、脚立に乗って洗車する際に掴まるのにも便利ですし、外見上のアクセントにもなります。
純正を購入するといくらになるか解りませんが、3万円ちょっとで買うのは無理でしょう…。

取り付けも1時間もあれば十分ですし、脚立さえあればあとはキットに付属するレンチだけでOK。
送料込みで3万円ちょっとで買えてしまうルーフレール、オススメです。
純正にはないデザインが選べるのも車外品のメリットで、人気のオブシディアンブラックには、黒色のルーフレールが似合うかもしれません。

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