狭いケースでビデオカードを使う時に便利なPCI Express用電源変換コネクタ PX-PCIE8CO

PCパーツ

ゲーム用PCのケースはThermaltakeのLevel10を使っているのですが、このケース、10年以上前のものですので、当時はビデオカードも今のように大きくないため、マザーボード部分のスペースが割とギリギリなのです。

各ブロックごとに独立したユニークなレイアウトの、Level10。
左下に写っているのが、マザーボード部のブロックカバーなのですが、今時のケースと比べるとかなりスリムなのがわかると思います。

そこに、RADEON RX6800 NITROを入れているため、かなり厳しいことになっています。
そのままではケースの蓋が閉まらないため、PCI Expressの電源ケーブルの向きを変えることにしました。

ケーブルの向きを180度逆にしてくれる、便利アイテム

アイネックスから発売されている変換アダプタには4種類あり、

  • 6ピンをビデオカードの上側に変換する、PX-PCIE6CO
  • 6ピンをビデオカードの下側に変換する、PX-PCIE6CI
  • 8ピンをビデオカードの上側に変換する、PX-PCIE8CO
  • 8ピンをビデオカードの下側に変換する、PX-PCIE8CI

というラインナップになっています。
このうち、下側に変換するタイプのものは、クーラーが1スロット分の厚さでないと使用できませんので、おすすめは上側に変換するタイプのものになります。
今回は8ピン×2のビデオカードで使用しますので、PX-PCIE8COを2つ購入しました。

ものとしてはシンプルで、コネクタのオスメスが基板に付いているだけです。
裏側はショート防止のために、スポンジ材が貼り付けられています。

RADEON RX6800に取り付けてみる

RADEON RX6800に取り付けてみました。
ケースの側面がビデオカードギリギリなのですが、ちょうどぴったり収まるようになりました。
狭いケースを使っていて、コネクタが干渉してしまうような場合には、とても便利なアイテムだと思います。

PCI-Express電源ケーブルが短い場合は、15cmの延長ケーブルである、PX-008Lを使うと便利です。

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