床拭きロボットBraava jet m6が予想以上に便利だったので、ペットを飼っている人にはお勧めしたい件

電気機器

床をから拭き・水拭きできるiRobotのBraava jet m6。
便利そうかな?と思いつつも、庭から泥だらけの脚で家に入ってくる犬たちの前ではさほど意味は無いだろう、と思って購入を見送っていました。
たまたま、使用頻度が低い中古品が安価に購入できたので使ってみましたが、いやー、これ、予想以上に便利です。
特に多頭飼いとかで床がすぐ汚れるお宅とかにお勧めしたいです。

かなり賢くなった清掃ロジック

Roomba i5を持っていますが、i5はある程度はマッピングしているものの、行き当たりばったりというか、障害物にぶつかってはランダム?に方向転換を繰り返し、ジグザグに進んで床掃除をしている感がかなり強いのですが、Braava jet m6は部屋のマッピングもほぼ完璧で、マッピングに従って整然と床掃除を進めていきます。

Braava jet m6がマッピングした自宅の間取り。
犬のケージを置いていたりする場所は掃除不可なのでかなり凸凹していますが、部屋の形としては概ね正しい認識です。凄い進化だ…。
なお、このマッピングデータですが、最新のRoombaであれば共有が可能です。

掃除を開始したBraava jet m6。ホームから出発した後、90度向きを変えて部屋に対して平行に、一直線に水拭きを開始します。
部屋の間取りを正確に把握しているので、無駄が無い動きで拭き残しはかなり少ないです。

床が凄い汚いのですが、これは冬に芝が枯れ、その上を大型犬が走り回るので芝が剥げてしまい、土がむき出しになってしまうためです。
雨が降ったあとは特に悲惨で、まだ人慣れしてない保護犬は脚を拭くことも難しいため、窓を開けるとそのまま家の中に走り込んで来るので床はあっという間に泥だらけになってしまいます。

黙々と水拭きを続けるBraava jet m6。
見て解るように、規則正しいパターンで掃除を続けているのが解ります。
Roomba i5と比べると格段にロジックが洗練されています。

掃除が終わると、掃除した箇所をマップ上で示してくれます。
素晴らしいですね。

掃除したいエリアを細かく指定可能

マッピングデータを編集することで、エリア分けやエリア毎に名称を付けることが可能です。
掃除の際は、どのエリアを掃除するか細かくカスタマイズできますので、例えば犬部屋だけを水量多めで細かく拭き掃除したい、ということが出来ます。

従来のRoombaだとバーチャルウォールを使用する必要があったのですが、バーチャルウォールはバッテリーが必要ですし、躓いたり蹴ったりして向きが変わったり、犬がオシッコをひっかけたり…ということで我が家では使い物になりませんでした。
その点、最新のBraava jet m6では細かく部屋をマッピングし、侵入不可エリアもマッピングデータで指定できますので、とても優れています。

あっという間に汚くなる水拭きパッド

床が泥だらけなので、当たり前なのですがあっという間にパッドが汚れます。

うーむ、汚いですね…。
Braava jet m6の欠点…というかこればかりは仕様なのですが、掃除中にパッドの汚れは落とせませんので、床の汚れがひどい場合は、こまめに取り外して洗うことをお勧めします。
取り外しせずにそのまま掃除を続行しても良いのですが、“汚れたパッドでひたすら床を拭く”状態になるため、汚れを薄くのばすだけになってしまいます。
汚れが均一化されるので綺麗になったように見えるのですが、絞ったぞうきんで拭くとかなり汚れている状態ですので、数十分くらいでパッドを交換するか、水洗いすることをお勧めします。

もっとも、普通?の家であればそこまで床が汚いということも無いと思いますので、掃除が終わってからのパッド清掃で問題はないと思います。

Roombaとの併用が便利

Roomba i5で部屋を掃除したあとにBraava jet m6で水拭きしていますが、掃除から水拭きまで全て全自動なのでお手軽です。
掃除と水拭きが1台でできるRoomba Combo j9+という製品もありますが、水で濡れたゴミを吸い込んでしまうという意見も多く見られます。濡れたゴミを吸い込むと、内部に汚れがこびりついたり、ダストボックスの掃除が面倒になるので、やはり掃除と床拭きはRoombaとBraavaで機能を分けた方が良いと思います。

床用洗剤は代用品を使うとコスパ良好

専用の床用洗剤もありますが、値段が高い上に在庫僅少?で購入が困難な状況です。
そこでお勧めなのが、アルカリ電解水を使う方法。

私はこの商品を購入し、Braavaのタンクに少し入れて使っています。
床拭きの場合は約15倍の希釈ですので、Braava jet m6のタンク容量445mlで計算するとアルカリ電解水を30ml、水を415ml入れるとちょうど15倍になる計算です。

Braava jet専用の床用洗剤は473mlで、1回当たり40mlを使うとのことですので、12回使用可能です。
価格は950円前後ですので、1回あたり80円と割と高めです。
ブリーズアクアは2Lですので、15倍希釈で66回使用可能です。最安値で1445円ですから、1回あたり22円と専用洗剤に比べると約1/4と非常にコスパが良いです。

犬を飼っている人には特にお勧めしたい便利製品

犬を飼っていて、床掃除に困っている方に特にお勧めです。
予想以上に便利で、最近はもっぱら床掃除はRoombaとBraavaにお任せして、手で雑巾がけをすることはほぼ無くなりました。
久々に、買って良かったと思う製品でした。

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