愛用している、Dell U4025QW液晶ディスプレイですが、ファームウェア バージョンM3T105がリリースされましたので、早速アップデートしてみました。
ファームウェアは以下よりダウンロード可能です。
https://www.dell.com/support/product-details/ja-jp/product/u4025qw-monitor/drivers
今回のファームウェアのアップデート内容は以下となります。
- OSD機能が強化され、USBC/Thunderbolt接続されたPCがスリープ モードに入ったときに、ディスプレイを別のPCからDP/HDMI入力に自動的に切り替えるかどうかを選択できるようになりました。
- 新しいPDファームウェア パッチは、MacBookの再起動中に発生した互換性の問題を解決します。
- USBハブ ファームウェアが改訂され、KVM切り替え中の信号の不安定性と電力変動が修正されました。
- ファームウェア アップデート ユーティリティーを強化して、アップデートが失敗する可能性を低減。
1についてですが、OSDを表示すると、入力信号のメニュー内に「PCスリープ時のTBT切替」という項目が追加されていました。
私はDPとHDMI接続で使用しており、USB-C/Thunderbolt接続ではないため、メニューが選択出来ない(グレーアウト表示)となっており、この機能については試せませんでした。
今回の目玉とも言える重要なアップデート内容は3のKVMにおけるUSBハブの安定性向上だと思います。
というのも、KVM切り替え時にRAZERのBasilisk V3 Proが動かなくなり、一度マウスの電源をOFFにしてから再度ONにしないとマウスカーソルが動かなくなる、という症状がそこそこ高頻度で発生していたためです。
今回のファームウェアM3T105にアップデートしてからは、今のところ上記の症状は発生していません。
KVMで切り替えた際のUSB機器の不具合が発生している場合、最新ファームウェアにアップデートすることで解決する可能性がありそうです。

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