OPSODIS 1とは
鹿島建設が英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」を搭載した、世界初の本格的なデスクトップ用バイノーラル再生対応スピーカーが、OPSODIS 1です。
このサイトに来る方はOPSODIS 1については詳しく知っていると思いますので、簡単に説明します。
OPSODIS 1は通常のスピーカーでは実現が難しかった「ヘッドホン級の立体感・空間再現」を、1本の小型バースピーカーで実現した、画期的とも言える製品です。
- タイプ: アクティブスピーカー(一体型)
- ドライバー構成: 3Way × 2(左右独立)
→ 50mmウーファー × 2、25mmミッドレンジ × 2、20mmツイーター × 2 - 周波数特性: 20Hz〜20kHz(アンプ特性)
- 入力: USB-C(デジタル)、光デジタル、3.5mmアナログ、Bluetooth
- サイズ: デスクに置けるコンパクトな幅382×高さ80×奥行き130mm
- カラー: ブラック / シルバー
- 価格: 74,800円
実際に使ってみた感想
OPSODIS 1のバイノーラル再生は小さい本体から再生されるとは思えない臨場感で、新鮮です。
デモ音源が以下にありますので、聴いてみると良いかと思います。https://www.kajima.co.jp/tech/kajima_group/opsodis1/3dsounddemonstration
モニターの下に置くのにちょうど良いサイズで、モニター内蔵スピーカーの音に不満がある人、臨場感を楽しみたい方にはおすすめかと思います。

仮設置なのでUSBハブが凄いところにありますが気にしないでください…。
これくらいのサイズなので、モニターアームを使っている環境であれば、モニターの下にすっぽりと収まります。
モニタースタンドの場合、背面のインターフェースポートがスタンドと干渉する可能性がありますので注意してください。
幸い、中心部の拡張モジュール?の部分は使用せず、USBと電源コネクタは向かって左側に寄っているので、細めのスタンドであれば干渉しないかもしれません。

入力系統は光デジタル、3.5mmアナログ、USB、Bluetoothとなります。
OPSODIS 1を手放した理由
臨場感は楽しいものの、音質そのものが期待を下回るものだったため、手放してしまいました。
小口径ユニットだとどうしても限界があるのは分かりますが、レンジが狭く、メインで使っているELAC BS310 Indies Blackには到底かなわないため、所有していてもほとんど使わないだろう、という判断に至りました。
これは試聴せずにクラファンで購入するリスクで、あらかじめ予想はしていたものの、悪い方向に当たってしまった感じです。
7万円クラスであればそこそこの卓上パワードスピーカーも買えますので、設置場所を確保でき、かつ2chのニアフィールド環境での自然なワイド感で十分(OPSODIS 1までの立体音響は不要)という場合は、OPSODIS 1より音質の良い製品は多々あると思います。
短時間使った印象ですが、OPSODIS 1はオーディオ寄りというよりは、バイノーラル再生による立体音響に全振りした、体験重視型のスピーカーという印象です。
「体験」までを込みにした評価であればOPSODIS 1は面白いと思うものの、私の使い方はオーディオ的な音質に重みを置いたものなので、好みに合わなかった、ということです。
とはいえ、比較対象の価格帯が全く違いますので、公平な評価とは言えないですね。
一般販売も開始され、試聴できる場所も増えると思いますので、購入される際は一度気に入ったソースで視聴してみることをお勧めします。





















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