45W ACアダプタ&5000mAhモバイルバッテリーの1台2役、Anker 521 Power Bank レビュー

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外出用にThinkpad X1 Carbonを使っていますが、今まではLenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプターを使っていました。
また、これとは別に10000mAhのモバイルバッテリーを持ち歩いていましたが、モバイルバッテリーの充電を忘れることも多く、また、2つ持ち歩くのも面倒…と思っていたところ、Amazonで素晴らしい商品を発見しました。

それが、Ankerの521 Power Bank。手のひらに収まる小型のボディに、45WのACアダプタと5000mAhのモバイルバッテリーが一つになった製品です。

ACアダプタとして使う

521 Power BankにはType-Cが2つ備わっており、45WのACアダプタとして使用可能。
ThinkPad X1 Carbonを繋いだところ、純正のLenovo 45W USB Type-C ウルトラポータブルACアダプターと同じように使えました。
ただし、2デバイス同時に充電(例えばThinkPad X1 CarbonとiPhone)している場合は、トータルで45Wの出力となるため、ノートPC側は動作に必要な給電はされるものの、バッテリー残量は増えない状態でした。
充電しつつPCを使用するには、1台のみの接続にする必要があります。

充電方法

Type-C接続による充電も可能ですが、なんといっても521 Power Bankの便利な点は、折りたたみ式のACプラグによる、コンセント直挿しでの充電でしょう。
USBに繋いだデバイスを充電しつつ、内蔵バッテリーも充電するパススルー充電機能がありますので、ノートPCを使いつつモバイルバッテリーにも充電が可能です。
この機能のおかげで、スマホの電池がなくなりそうな時、常に満充電されたモバイルバッテリーが使えます。今までは、モバイルバッテリーの充電がない!なんてこともあったので、常にバッテリーが充電された状態というのは安心感があります。

モバイルバッテリーとして使う

USB-C端子を利用して、20W (1ポート利用時) / 18W (2ポート利用時)での急速充電が可能です。
2台同時に充電出来るのがありがたいところ…ですが、内蔵バッテリーは5000mAhなので、だいたいスマホ1台分ちょっとくらいの容量になります。
ですので、2台を満タンにすることは出来ませんが、ACアダプタと兼用なのでこまめに充電しつつ使うことが出来ますので、そこまで気になりません。

かさばらないサイズ

ACアダプタとモバイルバッテリーの2役の機能を持つ521 Power Bankですが、サイズは約71 × 60 × 31mm、重量約200gと、一般的なACアダプタとほぼ変わりません。
ACアダプタを持ち歩く感覚で、5000mAhのモバイルバッテリーも付いてくるのですから、とても利便性が高いアイテムです。

上はThinkPadに付属する45W充電器です。下のAnker 521 Power Bankと比べるとサイズ自体は横長ですが似たようなもので、ケーブルが付属する分鞄の中ではかなりかさばります。
Anker 521 Power Bankはとてもコンパクトで、USB-Cケーブルも巻き取り式を使えば取り回しもとても楽です。

USBケーブルは、巻き取り式で長さが1.2mと少し長めのオウルテック製ものを購入してみました。

ACアダプタとほぼ同じ程度の重量でモバイルバッテリーとしても使えるAnker 521 Power Bank、とても便利な製品だと思います。

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