ベンツのモールの白さびをDIYで綺麗にしてみた!アルミモール用研磨剤ボルツ10 レビュー

DIY

ベンツの窓に取り付けられているモールですが、メッキではなくアルミが使われています。
アルマイト処理されたアルミモールは酸性雨に対しては強い耐性を持つため欧州では問題がないようですが、日本だと黄砂の関係でアルカリ性の雨が降るため、白い錆が発生してしまいます。
私のV220dもうっすらと白い錆が浮き始めていましたので、早めに対策を行うことにしました。

アルミモール白錆研磨剤・ボルツ10

詳しくは公式サイトを見ていただくとして、ボルツ10の特徴は世界No.1硬度の研磨剤を使用しているため、頑固な白錆も短時間で研磨できる、という点です。
ただ、値段も恐ろしく高価で、ボルツ10(3cc)2本とガラスコート剤がセットになったもので7,000円もします。

ボルツ10施工セットの内容は以下になります。
①ボルツ10 3cc
②ガラスメッキ997 1cc
③ボルツ10施工用スチールウール
④ガラスメッキ施工用スポンジ
⑤手袋
⑥マスキングテープ

2本セットの場合、①と③が2セットになります。
ガラスメッキ997は1ccしかありませんが、Vクラスのモールをコーティングするのに半分強くらいしか使いませんので、量としては十分です。

Just a moment...

Vクラスには2本セットがオススメ

Vクラスの窓ガラスにあるモールを研磨する場合、2本セットが適量となります。
ボルツ10 3cc 1本でちょうど片側の窓のモールが施工できます。

施工手順

ものすごく細かい…というか読むのも大変な感じのマニュアルが付属しますが、簡単に言えば、

  1. モールの掃除
  2. マスキング
  3. ボルツ10で研磨
  4. 洗浄→拭き上げ
  5. ガラスコート

となります。

上は作業前のアルミモール。うっすらと白さびが出ているのが解ります。
写真だとあまり目立ちませんが、実際にはもっと白いさびが目立つ状態です。

まず、作業前にモールを綺麗にしておきます。
十分に乾燥したら、モールの周囲にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープはセットに付属します。ちょうど1本使い切る量で、Vクラスのモール全体をマスキングできます。

マスキングが終わったら、ボルツ10を使って磨いていきます。
このガラス瓶1本で3mlのボルツ10が入っています。ちょうど片面のアルミモールを磨き上げるのにぴったりの量ですので、Vクラスの場合は2本使用します。

ボルツ10を2cm間隔で滴下し、付属のスチールウールで磨き上げます。
このスチールウールがとても目が細かく、作業が楽で助かります。
最高硬度の研磨剤を謳っているだけあって、あっという間に研磨出来てしまいます。
最初はあまり力を入れず、様子を見ながら仕上げていくのが良いかと思います。

研磨完了後、固く絞った雑巾で綺麗に研磨剤やスチールウールのカスを取り除きます。
十分に乾燥した後に、ガラスコートで仕上げます。

このガラスコートが優秀で、塗布すると均一な光沢面に仕上がります。
濡れた感じになりますので、色合いも落ち着いて高級感があります。
ガラスコートを施工する際の注意点は、何度も塗り直さない、という点につきます。
一度塗った場所にしばらくしてからスポンジを当てると、硬化しつつあるコート剤が白くざらざらになってしまい、目立ちます。
スポンジの先端に必要最低限のコート剤を滴下し、モールの端から端まで、3回くらい一気になぞる感じで全体に塗布しましょう。その後は一切触らず、放置します。
モールのパーツごとに作業をするのが良いのですが、塗布済のモールに誤ってスポンジが付かないようにしてください。
ガラスコートを塗り終わったら、マスキングテープを剥がして作業完了です。

綺麗になったアルミモール。
これだけピカピカになれば十分です。
ガラスコートもしたので、しばらくは錆びることはないと思います。

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