USB切替機とモバイルモニターを組み合わせて複数台のPCと繋ぎ、簡易KVMとして使ってみる

PC周辺機器

USB-Cケーブル1本で接続可能なモバイルモニター。デスクトップPCのサブモニターとして使うのもとても便利です。

余らせていた、上記のモバイルモニターをサブモニターとして使っているのですが、PCが2台あるのでできれば2台で切り替えて使えるようにしたいところです。
そこで、どうにか良い方法がないかと考えてみました。

USB-HDMI変換アダプタを使うといろいろと便利に!

DELL U4025QWのKVMを使って2台のPCを切り替えているのですが、U4025QWのUSBハブにUSB-HDMI変換アダプタを取り付け、その先にモバイルモニターを取り付けてみました。
こうすることで2台のPCを接続し、アクティブになったPCの画像が自動的にモバイルモニターに表示されるようになりました。

USB-HDMI変換アダプタですが、安価なものもありますが大抵フルHD解像度までしか対応していません。
今回使うモニターは縦が1200ピクセルありますので、以前購入して使っていなかった、DisplayLinkのチップを搭載した変換アダプタを利用しました。

DisplayLinkのチップを採用した製品は少し割高ですが、上記の製品では解像度が2560×1440まで対応可能なのでオススメです。
最新の製品ですと、4K解像度で60Hzの表示が可能ということですので、この製品が良さそうです。

モニターのKVMを利用してモバイルモニターを接続する方法のメリットとしては、KVMと連動するのでモバイルモニター側の入力切替が不要なことですが、デメリットしてはPCを切り替える度にモニターの接続・切り離しが行われるため、切替に一瞬もたつくということでしょうか。

USB切替機を使って簡易KVMにしてみる

以前購入して使っていなかったUSB切替機がありますので、2台のPCを切替機に繋ぎ、切替機のUSBにUSB-HDMI変換アダプタを接続して試してみました。

結果としては問題なく使用することが可能でした。
このUSB切替機ですが、4台までUSB機器を接続出来るので、モニターの他にマウスやキーボードを接続すれば、簡易KVMとして使用することも可能です。

ただ、注意点としてはモニターがUSB経由になりますので、BIOSなどの画面が表示出来ませんので、サブモニターとして使う方が良いかと思います。

USB-HDMI変換アダプタとDP Alt変換アダプタを組み合わせるとさらに便利に

上記でレビューしている、HDMIをUSB-C DP Altモードに変換するアダプタと、USB-HDMI変換アダプタを組み合わせると、モバイルモニターの利用がとても便利になります。
というのも、USBでモニターを接続できる手軽さに加え、モニターへの給電もUSB-Cで可能になりますので、ケーブル1本でデスクトップPCとモバイルモニターを接続することができるようになります。

先ほどのUSB切替機に、AD-HD26TCの給電用USBケーブルを接続したところ、電圧不足でモニターの動作が不安定になりましたが、USB切替機側に給電用のMicroUSB端子がありますので、USB ACアダプタと接続したところ安定して動作するようになりました。

変則的な使い方ですが、現在では2台のPCをUSB切替機に接続し、USB切替機からUSB-HDMI変換アダプタとUSB-C DP Alt変換アダプタを併用してモバイルモニターを接続しています。
2台以上のデスクトップPCでモバイルモニターを共用したい場合は、便利な方法かと思います。

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