ゼンハイザー HD 650 / HD 6XX用リケーブル、HPC-62HDX Silver/1.3に交換して感じたこと

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先日届いた、SENNHEISER HD 6XXですが、一世代前というか、今時の超高解像度なサウンドとは違い、聴きやすい、柔らかさのあるサウンドで仕事しながらリスニングにはもってこいなヘッドフォンです。

が、しかし、BeyerdynamicのDT 1990 PROと比べるといまいちモッサリな感じがあるというか、できればもう一皮むけて欲しいところでもあります。
というわけで、リケーブルでだいぶ変わるかも、ということで、PCOCC導体のHPC-62HDX Silver/1.3を購入してみました。

採算が取れないため製造終了になってしまったPCOCC線材なので、こちらのケーブルも製造終了となっています。
今回は運良く中古で入手することができました。

ケーブルを交換して、レッツ試聴!
予想通り、解像度が増すというか、高域にかけての抜けが良くなった気がします。
といっても、劇的な変化ではありませんが、好ましいところ。
付属するケーブルはHD650/HD6XXの方向性にマッチしているので悪いケーブルだとは思いませんが、少し印象を変えたい場合には、こういった高解像度系のケーブルに交換するのも有りですね。
ただ、HD650/6XXのウォーミーな柔らかさは少し損なわれる結果になるので、好みは分かれるところかもしれません。

デメリットは、といえば、ケーブルの絶縁体が堅めで、タッチノイズが盛大に乗るという点でしょうか。
音を聴いていれば気にならないのですが、無音状態だと糸電話状態でかなりの音が乗ります。
見かけたら買っておいても良いと思う1品だと思います。

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