我が家のトイレは幅123cm、奥行き170cm、天井高260cmと、一般的な戸建て住宅のトイレと比べると、かなりゆとりのある広さです。
現在はトイレ兼保護猫の一時的な飼育場所として、キャットタワーを設置して使っていますが、猫のQOLをさらに高めるため、余っていた木材を利用してキャットウォークを作ってみました。
製作に使った材料や施工方法などについて、簡単に紹介したいと思います。
必要な材料

使用したのは、以前、庭のフェンスに使っていた1×4材です。
犬の脱走を防止するためにフェンスを交換したのですが、その際の工事で取り外した廃材となります。屋外で使っていたため、防腐塗装はしてあるものの、ひび割れなどの劣化が目立ちます。

キャットウォークを作るには、棚受金具を使うと便利です。安価な棚受金具もありますが、デザインがいまいちなので、今回は見た目も重視して、アイアン製の幅広ブラケットを使用しました。
猫が飛び乗ったときの荷重をしっかり受け止められるよう、壁に取りつける部分が縦方向に長く、十分な強度のあるものを選ぶのがお勧めです。
なお、今回使用した棚受金具は、現在ホワイトしか在庫がないため、商品リンクもホワイトになっています。ブラックの在庫が復活すれば、Amazonの商品ページで選択できるようになるはずです。
2枚の板を結合するには木工ボンドでも良いのですが、今回は見た目を重視して、ブラックの金属プレートを使うことにしました。木ネジも付属しているので便利です。
棚受金具には、壁に取りつけるためのアンカーも付属しています。ただし、付属のアンカーは石膏ボードへの固定には適していないため、今回は使用しませんでした。
代わりに用意したのが、石膏ボード用の中空壁アンカーです。
これはネジを締め込むと、石膏ボードの裏側で金属部分が十字状に開き、ボードを裏側から挟み込むように固定する仕組みです。一般的な樹脂製アンカーとは構造が異なり、引き抜く方向の力にも強いのが特徴です。
もっとも確実なのは、壁の下地がある場所に木ネジでしっかり固定する方法です。そのため、まずは下地の位置を確認しておくと良いでしょう。
下地を探すには、下地センサーが便利です。ディスプレイ付きの製品なら下地の中心位置も分かりやすいので、お勧めです。
壁の裏に隠れている電線を検知できるものもあり、誤ってドリルで電源ケーブルを傷つけてしまうリスクを減らせます。ただし、必ず検知できるわけではないので、穴を開ける際には十分注意してください。
先ほど紹介した石膏ボード用アンカーですが、付属のネジはシルバーなので、ブラックの棚受金具とは色が合いません。そこで、別途ブラックのM4皿ネジを購入しました。細かい部分ですが、ネジの色を揃えるだけでも仕上がりの印象が変わります。
今回使用した棚受金具は、壁への固定に4本のネジを使います。
特に上側の2か所には、棚板が壁から離れる方向に力が加わるため、しっかりと固定する必要があります。一方、下側の2か所は壁に押しつけられる方向にも力がかかるため、上側と比べると引き抜く方向の力は小さくなります。
ただし、猫が飛び乗る際には大きな荷重がかかるため、上下とも確実に固定することが重要です。下地がある場所には木ネジやコーススレッドを使い、下地がない場所には適切な石膏ボード用アンカーを使用します。
通常の木ネジやコーススレッドを石膏ボードに直接打ち込むだけでは、十分な固定強度が得られないので注意してください。
キャットウォークを作る
せっかく屋外で使い込まれた木材なので、その風合いを生かし、あえて廃材らしい雰囲気を残した仕上がりにすることにしました。ただし、そのままでは塗装の色が濃く、室内の色調と合いません。そこで、表面を削って色を落とすことにしました。
最初は電動サンダーを使っていたのですが、あまりにも時間がかかるため、途中からディスクグラインダーに木工用の研磨ディスクを取りつけて削る方法に変更しました。

結果として、こちらの方が圧倒的に作業が速く、さらに、あえて削りムラを残すことで古材の雰囲気を生かした仕上がりになりました。

このように、削っていない部分をわざと残しながら加工していきます。
ディスクグラインダーを当てる角度を変えると、研磨ディスクが木材に接触する面積を調整できるので、意図的にムラをつけた加工が可能です。
表面を削り終えたら、丸鋸で必要な長さに切断し、角を丸めて完成です。

1×4材は1枚では幅が足りないため、2枚をつなぎ合わせて約18cmの幅にしました。
棚受金具には奥行き20cmのものを使っていますが、棚板は壁にぴったりつけず、少し隙間を空けて取りつけます。
この隙間が意外と重要で、壁との境目にゴミが溜まりにくくなるほか、キャットウォークの下が完全な日陰にならず、圧迫感を減らせるというメリットがあります。
必要なサイズのパーツができあがったら、いよいよ壁に取りつけていきます。
キャットウォークを壁に取りつける
取りつける前に、下地センサーで壁の下地の位置を調べ、マスキングテープなどで印をつけておきます。できるだけ下地のある場所に固定することで、強度を確保できます。
下地がない場所には、石膏ボード用アンカーを使用します。
今回使用したアンカーは、取りつける際に裏側の金属部分が十字状に開く構造です。そのため、下地のすぐ隣など、金属部分が開くスペースのない場所には使用できません。その場合は、取りつけ位置を少しずらす必要があります。

まず、8mmのドリルを使って壁に穴を開けます。
石膏ボードの粉が大量に落ちてくるので、写真のように適当な箱をテープで壁に貼りつけておくと、床が汚れるのを防げます。
穴を開け終えたらアンカーを差し込み、ネジを締め込んでしっかり固定します。アンカーが固定できたら、いったんネジを抜いておきます。
取りつけ位置がずれないようにするには、最初に1か所だけ穴を開けてアンカーを取りつけ、棚受金具の片側を仮止めする方法がお勧めです。
その状態で水平器を使って水平を確認し、もう一方の穴の位置を決めて印をつけます。その後、棚受金具を取り外してから残りの穴を開ければ、位置がずれるのを防げます。
少し面倒ではありますが、間違った位置に穴を開けてしまうと修正が大変なので、ここは丁寧に作業することをお勧めします。
水飲み場を作る
これまでは水入れを床に置いていましたが、せっかくなのでキャットウォークの終端に移動することにしました。
使ったのは、家に余っていた「峠の釜めし」の空き容器です。この容器、なかなか再利用する機会がないのですが、今回はちょうど良い使い道が見つかりました。
容器がぴったり収まるように木材を加工し、キャットウォークに取りつけてみました。

なかなかに良い感じに仕上がったと思います(自己満足)。
ついでにはしごを渡してみる

せっかくなので、反対側の壁にも移動できるように、縄ばしごを渡してみることにしました。
自作するのは面倒なので、こちらは完成品を購入しました。
取りつけは簡単で、はしごの端にある板を、木ネジでキャットウォークの板に直接固定するだけです。
余った麻紐の部分は切断しておきました。
切った紐に猫が興味を示していたので、適当な場所に結んでみたところ、楽しそうに遊んでいます。
ベッドを取りつける

キャットウォークとは別に、猫がゆっくり休めるスペースも作ってみました。
1×4材を4枚つなぎ合わせ、40cm四方程度のスペースを作ってベッドを設置します。
ベッドをそのまま置くだけでは、猫が飛び乗ったときに落ちてしまう可能性があるため、裏側に面ファスナー(マジックテープ)を貼りつけて、板に固定しています。
これならベッドがずれるのを防げますし、掃除の際にも簡単に取り外せるので便利です。
ペットゲートについて
こちらはキャットウォークを作る前から設置していたものですが、ついでにご紹介します。
トイレのドアを閉め切ってしまうと中の様子が見えないため、ペットゲートを取りつけ、普段はドアを開けたままにしています。
我が家のトイレは引き戸なので、ドアを開けておいても邪魔にならないのが良いところです。

ペットゲートは常に閉めているので、猫が室内から出ることはできませんが、外から様子を確認できます。
ペットゲートについては、観音開きタイプはあまりお勧めしません。以前使ったものは扉を閉じた状態で保持する力が弱く、簡単に開いてしまいました。
その点、片開きタイプの方がしっかり固定でき、安心感があります。
猫が飛び越えて脱走しないようにハイタイプの製品を選び、周囲の隙間も1×4材を切り出して塞いでいます。
キャットタワーについて
こちらも、キャットウォークを取りつける前から設置していたものです。
天井まで届く大型のキャットタワーを設置していますが、猫たちはかなり楽しそうに上り下りしています。
特に、宇宙船のような透明カプセルが気に入っているようで、大抵ここでごろごろしています。

このページで紹介している商品のセール情報を受け取ることができます。(Amazon限定)
通知が不要な場合はいつでもこのページで解除できます。 詳しくはこちら >







































































































































コメント