4,000円弱で購入可能な、HIFIMAN ANANDA用純銀ケーブルを試してみた

オーディオ関連

AliExpressは中国の越境ECサイトですが、中国ではオーディオブームということもあって、オーディオ関連でもかなりのアイテムが販売されています。
中にはどう見ても偽物のケーブルとかもありますが、真面目に作っている製品はしっかりしていて、二極化が進んでいるような気がします。
Cayinも中国メーカーですが、真空管ハイエンドシステムをリリースしていたりしますし。

さて、今回購入したのは、HIFIMAN ANANDA用のリケーブルです。
6.3mmステレオ標準プラグ、長さは1.25mとデスクトップでの利用に最適な長さにしました。
ケーブルの仕様は、芯線が99%純銀線(AWG18?)、シールド線が銀メッキOCCで、ナイロンアウターカバーケーブル付きの4本組みとなっています。
シールド外径は1.7mmとなります。

プラグは様々な種類から選択可能です。
購入後に製作しているようで、発送まで数日かかりました。
99%というのは純度としてはちょっと微妙な気もしますが、価格を考えればそれなりと思います。
購入してから、2週間程度で届きましたので、早速標準ケーブルと比べてみたいと思います。

右が純正品、左が今回購入したリケーブルです。
純正品は、半透明のチューブの中に細めのケーブルが4本入っているのですが、チューブと中のケーブルは密着しているわけでは無く、ただチューブの中を通っているだけの、独自の構造になっています。

チューブが堅めでよじれないため、少し取り回しに難儀するケーブルでもあります。
今回リケーブルした目的の一つは、ケーブルの取り回し改善という意味もあります。

さて、音質についてですが、高域については透明感が増すように思われるものの、中域の芳醇さが純正ケーブルに比べると薄いように感じます。
むしろ、付属するケーブルは芯線がかなり細いのですが、それなりにリッチなサウンドを奏でてくれますので、それなりの材質のものが使われているのかもしれません。

今回購入した純銀リケーブルですが、価格を考えれば十分健闘していると思います。
ケーブルの柔らかさはかなりのもので、取り回しに関してはこちらの方が圧倒的に楽です。
というわけで、思ったよりもデメリットが少なかったので、しばらくこちらを使おうと思っています。

プラグですが、貼られているカーボンはダミーでしょう。
プラグを開けてみましたが、中身は結構安っぽい感じです。
まあ、価格が価格ですからね…。
しかしながら、外見はそれなりに高級感があるところが中国製というか…。
ぐらつくこともありませんので、十分実用的かと思います。

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