我が家は門扉を入った玄関扉のとなりにPanasonicのインターホンを取りつけていますが、1階にある本体でしかチャイムが鳴りません。また、スマホ連携もできないので画面の確認も面倒。
前からスマホでどこからでも応答できるスマートドアホンは気になっていましたが、PrimeセールでAmazon純正のスマートドアホン「Ring Battery Doorbell Plus(リング ドアベルプラス バッテリーモデル)」が72% OFFの6,980円(!)で特売されていましたので、導入してみました。
配線工事が一切不要で、Wi-Fiとバッテリーだけで動くのでDIYで後付けできるのが最大の魅力です。1536p HD+の高精細&上下左右150°の広い視野角で玄関先がしっかり見え、外出先からでもスマホで来客対応や置き配の確認ができますのでとても便利。
さらに、Amazon Echo(Alexa)と連携させれば、ドアベルが押されたときにEchoが音声でアナウンスしてくれたり、画面付きのEcho Showならライブ映像を自動表示してくれたりと、PanasonicのTVドアホンのような使い方も可能です。というか、スマホや各部屋に設置したEcho Showで確認できるので、TVドアホンよりも遙かに便利です。
これが6,980円で買えるのは、バーゲンプライスでしょう。買うべし。
Ring Battery Doorbell Plusとは?
Ring(リング)は、Amazon傘下のホームセキュリティブランドです。その中でも今回導入した「Battery Doorbell Plus」は、玄関のインターホン部分を置き換える/追加する形で使う、カメラ付きのスマートドアホンになります。
一番のポイントは、電源工事が不要なこと。給電は同梱の充電式バッテリーパックで行い、通信は家庭のWi-Fi(2.4GHz)を使うため、既存のインターホン配線をいじる必要がありません。
付属の穴あけ不要の取付台(超強力テープ)や、壁にネジ留めする取付台が同梱されているので、電気工事士の資格がなくても自分で設置できます。
主なスペックはざっくり以下の通りです。
- ビデオ:1536p HD+、カラーナイトビジョン対応
- 視野角:上下左右150°(水平150°・垂直150°)
- 音声:双方向音声(ノイズキャンセリング付き)
- 検知:カスタマイズ可能なモーション検知ゾーン+荷物(置き配)検知
- 給電:充電式クイックリリースバッテリーパック(1個同梱)/別売プラグインアダプターにも対応
- 防塵防沫:IP55等級
- 通信:Wi-Fi 2.4GHz(802.11 b/g/n)
- サイズ:約12.8×6.2×2.8cm
視野角が「上下左右150°」と縦方向にも広いのが地味に効いていて、玄関前に立った人の顔から足元、ドア前に置かれた宅配の荷物まで、まとめて視界に入るのがありがたいところです。
付属品一式・本体詳細

付属品一式です。
上段左から、角度調整台(左右どちらでも利用可)、穴開け不要台、本体、ネジセット、トルクスドライバー。
充電用USB(mini-B)、穴開け不要台用の粘着テープ(予備)、セキュリティシール、説明書、超強力テープとなります。

カバーは下の部分を手前に引くと簡単に取り外せます。
バッテリーはpushボタンを押して引き抜くと簡単に取り出せます。
カバー下部にある穴は、バッテリーを取り出せないようにトルクスネジでカバーを固定するためのものです。

充電はバッテリーに直接USB mini-Bケーブルを繋げて行います。
Ring Battery Doorbell Plusの良いところ
実際に使ってみて、特に良いと感じたポイントを挙げていきます。
配線工事不要でDIY設置できる
繰り返しになりますが、これが本当にラクです。バッテリー+Wi-Fiで完結するので、賃貸でも導入しやすいですし、「まずは試しに付けてみる」ができます。設置自体はスマホのRingアプリの案内に沿って進めるだけで、Wi-Fi設定を含めても難しいところはありませんでした。
※既存のインターホンを置き換える場合、日本のJIS規格の屋外機台座に合わせるための別売カバー/アダプターが必要になるケースがあります。玄関の状況に応じて用意しておくと設置がきれいに仕上がります。
粘着テープを使って取りつけられるフラットな壁であれば、テープを貼るだけなのでとても簡単です。若干の凹凸であれば超強力テープを使えば穴開けは不要。
凹凸のあるモルタル等の場合はアンカーを打ち込んで取りつける必要があるので、DIY難度は少し高めです。

取り付け方法はクイックガイドにも記載がありますが、Ringアプリでデバイスを追加すると、取り付け方法の説明が最初に表示されますので、わかりやすくて良いと思います。

屋外の門扉の支柱に取りつけました。
Ring Battery Doorbell Plusの防水・防塵性能は、公式に「IP55等級」となっていますので、日本の一般的な屋外環境(台風や激しい雨など)でも問題なく耐えられる設計です。
画質が良く、視野角も広い
1536p HD+の映像はかなり鮮明で、正直なところ国産のTVドアホンの映像と比べても見劣りしません。前述の通り上下左右150°と視界が広いので、玄関前の全体像を把握しやすいです。カラーナイトビジョンにも対応しているため、夜間でもモノクロではなくカラーで確認できるのは安心感があります。

設置後の動作チェックをしている状態です。
広角レンズなので体型が超太って見えますね…(泣
いい年したオッサンなので気にしないでください。
外出先からでもスマホで来客・置き配に対応できる
Ringの本領はここです。ドアベルが押されたりモーションを検知したりすると、スマホのRingアプリに通知が届き、その場でライブ映像を見ながら双方向の音声で応答できます。宅配の人に「玄関前に置いてください」と外出先から伝える、といった使い方が普通にできてしまうので、一度慣れると手放せません。
モーション検知・置き配検知
モーション検知ゾーンを自分でカスタマイズできるので、道路など無関係な動きに反応しすぎないよう調整できます。荷物(置き配)検知にも対応しており、指定エリアに荷物が置かれると通知してくれます(※置き配検知や録画などの一部機能は後述のサブスク登録が前提です)。
Amazon Echoで通知を受け取る設定(Alexa連携)
スマホ通知だけでも十分便利なのですが、Amazon Echo(Alexa)と連携させると、家の中にいるときの使い勝手が一段上がります。
Ring Battery Doorbell PlusはAmazonの製品なので、Echoとの連携はとてもスムーズです。
やりたいことは「ドアベルが押されたら、Echoが声で知らせてくれる(画面付きなら映像も出る)」という状態です。順番に設定していきます。
準備するもの
- Echoデバイス(音声アナウンスだけなら画面なしのEcho/Echo Dotで可。ライブ映像まで出したいなら画面付きのEcho Showがおすすめ)
- スマホのAlexaアプリ
- ドアベルの設定に使ったAmazonアカウントと、Echoで使っているAmazonアカウントが同じであること
① Ringスキルを有効化して連携する
Ringアプリ側の設定を進めていくと、最後の方でEchoと連携するかの確認画面が表示されます。連携するを選ぶと自動的にAlexaアプリとの連携が行われ、Ringスキルが有効化され、連携が完了します。
Amazonのプロダクトだけあってここら辺はとても楽です。

通知の設定変更は、RingアプリではなくAlexaアプリ側で行います(連携のきっかけはRingアプリの設定からも辿れますが、アナウンスのオン/オフを切り替えるのはAlexaアプリになります)。
- スマホでAlexaアプリを開き、「その他」→「スキル・ゲーム」をタップ
- 検索欄で「ring」と検索し、Ringスキルを選択して「有効にして使用する」をタップ
- Ringアカウントでログインし、AmazonアカウントとRingアカウントのリンクを完了させる
- 「デバイスを検出(追加)」を実行すると、設置済みのドアベルが見つかるので選択

② アナウンス(通知)をオンにする
続いて、どのイベントで・どのEchoから知らせるかを設定します。
- Alexaアプリで「デバイス」→「カメラ」→ 連携したドアベルを選択
- 設定画面で「ドアベル押下をアナウンス」をオンにする(ボタンが押されたときにEchoが知らせてくれる)
- 必要に応じて「モーション検知をアナウンス」もオンにする(動きを検知したときにも知らせてくれる。反応が多すぎると感じたらここはオフでOK)
- 「アナウンスするデバイス」で、どのEchoから音を鳴らすかを指定する
あわせて、Echo側で「コミュニケーション/アナウンス機能」が有効になっていること、「おやすみモード」がオフになっていることも確認しておくと確実です。
実際の挙動
設定が終わると、こんな動きになります。
- ドアベルが押されたとき
指定したEchoがチャイム音とともに「玄関に来客」を知らせてくれます。画面付きのEcho Showなら、押されてから15秒ほどライブ映像が自動で表示されます。 - 画面付きEcho Showの場合
映像を見ながらマイクボタンで応答すれば、そのまま双方向で通話できます。国産TVドアホンとほぼ同じ感覚です。自分から確認したいときは「アレクサ、玄関を見せて」と話しかければライブ映像が出ます。 - モーション検知のとき
Echoのライトが黄色に点滅し、チャイム音で知らせてくれます。
我が家の環境では、ボタンが押されてからスマホ通知・Echoのアナウンスまでのタイムラグは体感で1秒程度。実用上まったくストレスのない速さでした。
設定時の注意点
- Echoのチャイムアナウンスは履歴に残りません。「留守中に誰が来たか」をあとから確認するには、スマホのRingアプリ(+クラウド録画)が必要になります。
- 共有アクセスで招待された家族アカウントは、Echoのアナウンスを受け取れません(アナウンスは所有者アカウントのみ)。家族それぞれのスマホに通知を飛ばしたい場合は、Ringアプリの共有アクセスで対応します。
- Echo Showでライブ映像は見られますが、過去の録画映像はEcho単体では再生できません。こちらもRingアプリからの確認になります。
気になる点・注意点
良いことばかり書いてきましたが、購入前に知っておいたほうがよい点も正直にまとめておきます。
一部機能はサブスク(Ring Home)が前提
これは要注意です。モーション通知・ライブ映像の確認・双方向音声といった基本機能は、本体のみ(サブスクなし)でも使えます。一方で、録画映像の確認・保存、過去の映像の振り返り、荷物(置き配)検知などは、有償の「Ring Home」プラン(旧・Ringプロテクトプラン/月額数百円程度〜、プランにより異なる)への登録が前提になります。
つまり「ボタンが押された・動きがあった」というリアルタイム通知は無料でも成立しますが、「留守中に誰が来たかを後から見返す」には基本的にサブスクが必要、ということです。
今回は本体のみを購入しましたが、録画・履歴まできちんと使いたいなら、プランの料金も含めて検討しておくと後悔がないかと思います。
我が家では玄関の録画はRing Battery Doorbell Plusよりも遙かに画質のよい、4K対応のTapo C460を使っていますので、Ring Home未加入でも問題はありませんでした。

バッテリー式ゆえの定期充電
給電はバッテリー式なので、当然ながら残量が減ったら充電が必要です。なお、残量が少なくなるとアプリ・メールで通知されます。
充電のたびに本体を外すのが面倒であれば、別売のプラグインアダプターで常時給電にする、予備バッテリーを用意して入れ替える、といった運用がおすすめです。モーション検知の頻度が高いほどバッテリーの減りも早くなるので、検知ゾーンや感度は使いながら調整すると良いと思います。
Wi-Fi環境に依存する
2.4GHzのWi-Fiが前提で、ルーターや中継機からの設置位置は約6mまでが目安とされています。玄関までWi-Fiが届きにくい家では、通知の速さや映像の安定性に影響が出ることがあるので、電波が弱そうなら中継機の追加も検討しておくと安心です。
工事不要でここまでできるのは満点
Ring Battery Doorbell Plusは、「配線工事なしで後付けできて、スマホでもEchoでも来客対応できる」という、かなり満足度の高いスマートドアホンでした。
画質・視野角といったカメラとしての基本性能が高いうえに、Amazon Echoと連携させれば家の中でも国産TVドアホンのように使えるのが本当に便利です。連携の設定も、AlexaアプリでRingスキルを有効化してアナウンスをオンにするだけと、手順さえ分かってしまえば簡単でした。
注意点として、録画・履歴などをフル活用するにはサブスク(Ring Home)が前提になる点は、購入前に押さえておきたいところ。とはいえ、基本の通知・ライブ確認・双方向通話は本体だけでも成立するので、まずは本体のみで導入して、必要を感じたらプランを足す、という始め方でも十分アリだと思います。
玄関のインターホンをスマート化したい方、置き配や来客をスマホ・Echoで確認したい方には、自信を持っておすすめできる一台です。
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